子供の性別は非公開だが、
子供を見ていて感じることがある。
男女差というのか・・。
友達関係の構造の違いとして、
男子は、比較的多人数のグループで形成されやすい。
外で遊ぶ、ゲームをする、スポーツをするなど、
活動中心で結びつきが強くなる。
競争やルールを伴う遊びを通し、
友情を確認することが多い。
比較し、女子は2-3人の少人数で、
親密な関係が中心。会話や感情の共有を通し結びつきが深まる。
仲間外れや、微妙な社会的距離感に敏感でもあろう。
また、友達の安定性としては、
男子は遊ぶ相手が頻繁に入れ替わることもあるが、
グループとしてのつながりは比較的安定している。
女子の方は親密な友達関係は、長く続く傾向はあるが、
関係が崩れると、精神的ダメージを受けやすい。
では、男女混合関係の場合は、最近では余り見ないが・・。
小学校中学年では、男女のグループは、
まだ、明確に分かれることが多いね。
ただし、クラブ活動や学級活動などの共同作業を通し、
徐々に男女混合の友達関係が増えるようだ。
社会性、協調性の発達との関係としては、
男子は、ルールを守る、協力する場面で学ぶことが多いだろう。
女子の場合は、感情表現、共感、対人関係の微妙な調整を通し、学ぶことが多いように思える。
どちらも、この時期に得た経験が中学、高校での
人間関係形成の基礎になる、大切な期間であることに変わりない。
簡単に言うと、男子は、活動でつながる大人数グループ、
女子は、会話や感情でつながる少人数グループ・・とでも
いうかな。
このままスクスクと育ってほしいものだ。