世界中のUbuntuファンの皆さん、お待たせしました!

ついに待望のUbuntu 24.04 LTSがリリースされました。

(リリース日: Ubuntu 24.04 LTSは2024年4月25日にリリース)
 

また、今回リリースに当たり、いくつかの挑戦があったことをご存知でしょうか?

その一つに、バックドアの問題が原因でリリースの遅延が発生いたしました。

その概略についてお伝えします。

バックドア問題と対応
Ubuntu 24.04 LTSのリリースは、バックドアの潜在的な脆弱性が発見されたため、予定よりも遅れました。しかし、開発チームは迅速かつ綿密な対応を行い、安全なバージョンを提供することに成功しました。これにより、ユーザーのデータセキュリティが確保されました。

補足説明:xz-utilsパッケージ(カーネルではない)に問題のコードがコミットされたことに起因されます。Canonicalはビルド環境を再構築し、問題のあるバイナリパッケージを削除して対応しました。

Ubuntu 24.04 LTSの特徴
・GNOME 46のデスクトップ環境: ファイルマネージャ、拡張可能な通知、設定周り等に対してパフォーマンスやユーザビリティの向上/改善が行われた。
・Snapパッケージの強化: より安全で効率的なアプリケーション管理が可能。
・Waylandのデフォルト化: グラフィック性能の向上と高速な描画を実現。
・Linux 6.8カーネル: x86アーキテクチャのパッケージでは低遅延カーネル機能がデフォルトで有効になっています。
・セキュリティの強化: バックドア問題への対応や脆弱性の修正が実施。
・パフォーマンスの最適化: 軽量化されたシステムリソースの使用と高速な起動時間。
・長期サポート: 5年間のセキュリティ更新とバグ修正が提供されます。
・新しいインストーラ:Flutterベースの新しいインストーラが採用され、視覚的で分かりやすく、自己更新も可能です。
・フレームポインタの有効化:64ビットアーキテクチャのほとんどのパッケージでフレームポインタがデフォルトで有効になっています。

対応グラフィックボード
Ubuntu 24.04 LTSは、主要なグラフィックボードメーカーの多くをサポートしています。

NVIDIA、AMD、Intelなどのボードが正常に動作します。
ただし、過去の事例を踏まえると、メーカー純正のドライバーを使用した場合、何らかの症状が出る可能性は廃城できないと思われます。

インストール時の注意点
Ubuntu 24.04 LTSをインストールする際には、ディスクのパーティションやドライバーの選択に注意してください。特にデュアルブートを行う場合は、注意が必要です。

また、インストールオプションは「拡張選択」を選ぶことで従来通りの設定が可能です。

今回のバージョンで、インストールする際に、最小構成などを配慮した環境を整える選択肢もあるため、その点は従来と異なるかと思います。

サポート期限
Ubuntu 24.04 LTSのサポート期限は、リリースから5年間です。その間、セキュリティ更新やバグ修正が提供されるので、安心してご利用いただけます。

これを機会に、ぜひUbuntu 24.04 LTSをお試しください!
Ubuntu 24.04 LTSは、安定性とセキュリティ性を重視したユーザーに最適なOSです。革新的な機能と長期サポート期間を備え、多くのユーザーに信頼されています。ぜひ、新しいUbuntuを体験してみてください!
そして、WIndows 11でサポートされなくなったCPUでも、新たしいものであればあるほど、快適に使えるはずです。

個人的には、Ubuntu MATE 24.04 LTSをインストールすべく、M2.2 SSD(1TB)を注文、今夜自宅に届く予定なので、マルチブートでないく、ひと手間かかりますが、BIOSで切り替えてい使い分けをして使い分けをしたいと思います。

 

 

 



そして、今宵は大好きなコーヒー(流石にここ数日前まえからアイスコーヒーにしています)を飲みながら、インスールをしつつ、まったりと、Ubuntu MATE 24.04 LTSをインストールして、環境を整えていきたいと思います。