Debian 11 Bullseyeは、2021年8月14日にリリースされたDebianの最新バージョンです。
2023/4/29リリース済みとはなりますが、Debian 11 Bullseyeでは、いくつかの変更がありました。
以下に主なもの3つの変更点のみご紹介いたします。

【新しいインストール方法(calamares)】

Debian 11 Bullseyeでは、新しいインストール方法としてCalamaresが採用されました。これにより、従来のインストーラーよりもインストール作業が簡単になりました。
 

【新しいパッケージ管理ツール(apt)】

Debian 11 Bullseyeでは、パッケージ管理ツールとしてaptがアップデートされました。apt 2.2では、新しい機能や改善が行われており、より高速で安定したパッケージ管理が可能になりました。
 

【64ビットARM(AArch64)サポートの強化】

Debian 11 Bullseyeでは、64ビットARM(AArch64)のサポートが強化されました。これにより、ARMベースのデバイスでもより高いパフォーマンスを発揮することができます。
 

【デスクトップ環境のアップデート】

Debian 11 Bullseyeでは、GNOME 40、KDE Plasma 5.20、Xfce 4.16など、多くのデスクトップ環境がアップデートされました。これにより、最新のデスクトップ環境を利用することができます。
 

また、Debianには非常に多くのパッケージが用意されており、その中には常に最新版が提供されるものもあります。

最新のパッケージ情報については、以下のサイトが参考になりますので、興味のある方はご参照いただければと思います。

Debian公式サイト:https://www.debian.org/
Debian Planet:https://planet.debian.org/

 

Debian 11.7のリリース内容: