システムを設計をするにあたり、UMLは避けて通れない時代になってきています。
勤め先でもIBM Engineering Systems Design Rhapsodyを使って、
アクティビティー図、シーケンス図、状態遷移図等を作成して活用しています。
とはいえ、仕事で使うためライセンス料がとても高いこともあり、
自宅で仕事でのアイディや思いつきを検討をするためのツールとして、
どうしても欲しくなるときがあるため、代替ツールを用いています。
以前にもご紹介させて頂きましたEdrawMaxとなりますが、
無料版もあります。
例えば、こちらのサイトにもありますもアクティビティ図は、サンプルのように作成することができます。
(私の作成したものは、業務内容に直結しているため、ここでは非公開とさせていただきます)
さらに、シーケンス図も同様に作成することができます。
これをもとに、アジャイル開発を行い顧客とのレビューも、
この成果物を使って、実施しています。
ウーターフォール開発の場合でも、UMLツールは活用できる局面は多々あると思います。
もし、これからソフトウェア開発を志そうとする方にとっては、
最初はプログラミングからという所から始める方が多いと思いますが、
更に上を目指す方にとっては、上流工程では必要な部分をUMLを使って表記できるツールに、早いうちから慣れておくことが重要と思います。
ご自身が担当するプログラミングの全体像が分からず、一部分の関数のみ仕様書をもとに作っている場合は、厳しいかもしれませんが、ある程度システムの動きがわかるような状況であれば、頭の中の内容を視覚的に把握し理解できる、UMLはとても良いので、是非このようなツールを慣れて頂ければと思います。
もちろん、ExcelやLibreOffice Calcでも書き方のお作法さえ覚えてしまえば、同様に書ければツールも必要なかったりします。
ちなみに、このツールは個人使用であれば、永年を通して非常に価格の安いツールですので、有料版を購入されても良いかもしれません。
(IBM社のものは、ビジネス向けのため高価ですが、機能は非常に豊富です)
とにかく、エンジニアとしてステップアップする時には強力な武器になりますので、
書籍やネットの情報を参考に、強くお勧めいたします。