最近、Synapticでもsnapを使うようになってきたこともあり、以前より非常に気になっていたので、ここで自分の備忘録として書き残していきます。
そもそもsnapとは
ディストリ依存をなくしてアプリをインストールできるパッケージの仕組み。
ふむふむ、ようはsudoは必要ない
従来のapt/debとの違いは実行環境とのこと。
コンテナ技術でホストマシンのファイルシステムとは隔離された環境下で動作します。
ほとんどの場合、ホスト環境のネットワークやホームパス配下をそのまま継承して動作する。
なるほど、どおりでHOMEディレクトリの配下にsnapディレクトリができて、その配下にはsnapでインストールされたアプリのディレクトリが見えます。
では、ここでメリット/デメリットを・・・
メリット : システム領域のファイルには影響がないため、インストールやアンインストールがクリーンに行われる
デメリット : 依存ライブラリをアプリごとにインストールする場合があり、ディスク容量を消費する傾向がある
そういえば、Pythonでパッケージをインストールする際に、pipコマンドを使ってインストールしますが、これも似たような感じ。
そして、PyCharmでは、プロジェクトごとに環境を変えることができるため、都度必要なパッケージはインストール。
そして、その際にはsudoコマンドは使わず、そのプロジェクトの配下(環境変数で場所の変更は可)となるので類似性ありですね。
個人的には、デメリットよりも安定して使用したいこともあり、メリットを重視したいところです。
※特に、昨今のコロナ禍においては、サーバへの影響を気にせず(?)自分のローカルのみにインストールして、その他には影響がないように環境が作れるため
ところで、Ubuntu MATE 20.04LTSにSnap-Store(snapでインストールできるアプリケーション・ストア)が既にインストールされています
なんだか、いろいろとaptでインストールした時に見覚えのあるものもあったり・・・
とはいえ、先程書きましたとおり、システム側には影響が無いようなので、これから少しいろいろとインストールして遊んでみたいと思います
いやはや、時代の流れは早いものですね。
否、便利になってきましたね