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ドロセラ・ロツンディフォリア、長ったらしい名前ですが日本で言うところのモウセンゴケです。
ちょっとややこしい、モウセンゴケと言うとドロセラ類全般を指す事もあるし、このロツンデフォリアを指す事もあります。
今回はロツンディフォリアです。
昔々に購入した【食虫植物 ふしぎな魅力】って本の地図の位地的には日本平らしき場所にコモウセンゴケが生えている様なので何度も探しに行った事があります。結局見つけられなかったのですが、恐らくもうその時には絶滅していたんだと思います。もっともっと昔には日本平で捕獲されたとオオサンショウウオが日本平動物園で展示された事がありました。
それ位、自然が残っていた時代もあった様です。
そのコモウセンゴケを探し回っていた時期に園芸店で見つけたモウセンゴケ、喜び勇んで買ったのですが弱る一方、最後には消滅してしまいました。
昔の話はさておき…
画像は現在のですが、昨年、岐阜産のロツンデフォリアを入手し開花、種を採取し播種。
発芽したてを滅菌してインビトロにしました。
種を滅菌してのインヴィトロはやった事がありますが発芽したてのインヴィトロは初めてです。
滅菌に使った次亜塩素酸ナトリウム0.5%溶液で枯れちゃうかなって思ってたのですが、ゆっくりと成長してくれています。2ヶ月ほど経ちました。
コンタミも無い様です。
マクロ撮影しました。
肉眼では確認しづらいのですが接写レンズを使うと種鞘が残っている事までわかるにには驚きです。
マクロ撮影にこちらの接写レンズを使いました。
接写レンズを持ってなかったのでいままでの画像はピンボケばかりでしたが、これのお陰でマクロ撮影が可能になりました。