日本球界の例外 | やっぱり青が好き

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”しなやかな蒼き刃”岸孝之投手を中心に、
その仲間たちや野球についてつづっています。

 3/15,夕刊フジのプロ野球実況の松本アナウンサーのコラム「プロ野球実況中継」「データ野球」へと完全にシフトした日本球界 例外だった楽天・岸孝之の「投げていないと不安」には心底納得

 

 という記事を見つけた。

 

 内容を抜粋すると

 

 キャンプから取材を続けてきて、日本球界はありとあらゆる分野でデータ野球へと完全にシフトしたのだなと感じた。

「投手は走って下半身を鍛え、投げ込むことで外角低めのコントロールを磨くべきだ」という考え方は、完全に「古い」とレッテルを貼られており、キャンプで各球団を巡っても、ブルペンで1日に100球以上投げる投手はほとんど見当たらなかった。

 取材した範囲で例外だったのは楽天の岸孝之投手。「僕は何度か100以上投げ込んでますよ。ボールを投げていないと不安なんです」2月20日の時点で、800球くらい(立ち投げも含む)投げたと話していた。「僕は古いんですよ」と岸投手は苦笑いしていたが、本当にそうだろうか。データを確認することも大事だが、開幕したら時には100球以上投げるのに、練習では50球くらいまでしか投げなくて、不安じゃないのか?

 

記事はこう結ばれていた。

 

  どんなやり方が正解なのかは分かりませんが、少なくとも古い、新しいで決めることではないと思うのです。私は個人的に岸投手の練習が実を結ぶと信じたいです。  

 

 私も心底頷いたし、そういう思いの人がいることが嬉しかった。どうやら最近のトレンドは、走りこみや投げこみは古い、球速は150キロ以上がマスト、などなど。岸くんはきっと古いのだろう。けど、スタミナのあるピッチャーは多く投げこんでいるし、そのトレンドが全員に当てはまるわけではないし。芯の通った練習への姿勢を応援したい。