ターンテーブルによる音の違い | 今だからのんびりフィルムカメラ

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ターンテーブルによる音の違いについて
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写真はビクターB11H

ここのところ3台のターンテーブルを聴き比べてみました。
どれもかなりの年数を経過した機種です。

一台目
PIONEER PL-25E 30,000(1972年頃)
恐らくまだダイレクトドライブが普及する前のベルトドライブです。
無垢の木材で木工職人が作ったようなしっかりした物で、所有欲を満たす造りです。
たとえばお店のインテリアにも似合いそうな、そんなターンテーブルです。
とても埃にシビアでレコード盤に少しでも埃があると針が跳びやすかったりしました。
音は少し硬めで張りのある感じです。
実はこの機械は下のPL-380の購入時にお嫁に行きました。


二代目
PIONEER PL-380 59,800(1979年頃)
ダイレクトドライブでフルオートプレーヤーという当時の流行だったと思われるものです。
造りも当時の最新技術が投入されています。
今でもフルオートは正確にしっかり作動します。
音はしっかりしっとりというか現代風なイメージです。
良くできたターンテーブルです。
ダイレクトドライブでフルオートという意味では貴重な存在ですね。
(現在のメイン機です)


三台目
AUREX SR-F430 恐らく1970年代前半でしょうか?
ネットで検索しても正確な情報の得られない物で当時の価格もわかりません。
ダイレクトドライブでフルオートプレーヤーですが、相当初期のよううです。
造りは合板を使ったチープな感じです。
作動はやわらかでダイレクトドライブにフルオートプレーヤー機能を付けただけな感じですが
音はとても繊細で音域が広く高音までよく通ります。
残念ながら回転が時々不安定で修理には15000円~30000円位かかるそうです。
このチープな造りのターンテーブルからなぜこんなにいい音がするのかわかりませんが、不具合が無ければ間違いなくメイン機になるところでした。

自分の気に入った音が聴けるかどうか?
って難しいですよね。
たとえば何十万円もする重量級のターンテーブルを買ったとしても、それが本当に気に入った音を聴かせてくれるか?
値段と必ずしも正比例するとは限りませんから(・.・;)

かといって買った値段の5倍も掛けていいのか?
あ~悩ましい(@_@;)