娘は外で声が出せません。

自宅でもお客さんが居ると声は出ないです。

 

ゴールデンウイーク(GW)前に家庭訪問がありました。

担任の先生は中1・中2と同じなので、無しにしても良いのかと思いましたが、

家庭訪問であれば、娘の笑い声が今年は聞けるかもしれない、とか。

 

親の前で、先生に回答しなければならない状況のはずなのに

声が出せないのは置いといて、

筆談の道具も出さない

筆談をするのを見たことがない。

 

ジェスチャーや首肯で先生への回答をしてきていて、

昨年の3者面談は、

GW前の家庭訪問・1学期期末懇談・2学期期末懇談の3回でした。

 

中学2年生が始まってすぐの頃に担任の先生に相談して、

「話す練習」

 

書いたものを唇を動かして読むことや、

筆談は相手の読みやすい文字の大きさで書くことなどを相談して。

 

中1から中2になる春休みに娘が筆談しやすいのはどういう条件があるか、色々と試してきて

 

話せるほうも筆談すると、娘も書いて答えやすい、というのに気づきました。

 

昨年の家庭訪問は、或る話をしたら娘は自宅で爆笑したのに、無音で笑ったことを思い出しています。

今年の家庭訪問は、小さく笑ったのが2回あり、そのうちの1回は「ふっ」と笑い声がもれました。

家族と外出時に面白いと思った時に笑い声がもれる感じの笑い方と同じ感じで、

担任の先生に対しては声の緊張度が家族との外出時と同じくらい和らいでいるということだと思います。

 

前半、担任の先生は色々質問したり、話をしたり、

今年のクラスの目標は合唱の強いクラスにしたいとのことで、『あなたもクラスの一員だから協力してや。約束したで。』と仰いました。私は「一方的に約束取り付けられた?」と娘に質問しましたが、娘は笑顔なだけ。

英検の合格証書を娘は担任の先生に見せました。担任の先生は『やっと直接報告を受ける時が』と言いながら見て娘をほめてくれました。(娘は提出物で報告しただけだったので)

 

後半は、娘が先生と筆談して欲しくて

玄関に筆談の道具を準備していて、電子メモパッドを担任の先生に渡すか娘に渡すか迷って担任の先生に渡しました。

担任の先生から今日あった娘の不可思議な行動について書いて質問されました。

 

書いて質問でなければ、娘は答えなかったと思います。

書いて答えました。

 

新しいクラスでよく会話する子は誰?と書いて娘に質問すると、

娘は『幼稚園で仲が良かった〇〇さん』と書いて答えました。

(会話と言っても声は使わずに、ジェスチャーや筆談で会話していると思います。)

 

家庭訪問後に娘に質問しました。

「クラスの合唱は何で協力するつもりなの?指揮?」と聞くと

『ソプラノでがんばる』と明るくはっきりと答えました。

 

娘の口から『がんばる』と聞くことは珍しいです。

 

娘は普通に声を使って外でも話せていた頃から、有言実行の逆の無言実行タイプの性格です。

 

娘が『がんばる』と言ったら「がんばる」んでしょう。

 

現在、娘が外で声が出せるのは、合唱・一斉音読・体育のかけ声は『声 出してるよ。自分でも聞き取れないけど』という状態です。

 

担任の先生がクラスの目標で合唱が強いクラスにしたい、と仰ったのは

娘の声のことも考えてのことだと思います。

 

担任の先生が娘にしてくださったことは、娘にとってはBESTな対応で、

(不安が強い場面緘黙の子どもには逆効果になったかもしれないことですが)

娘の表情や娘の反応をみて、色々、1人で日直に取り組んだり、1人で「1分間スピーチ」に取り組んだりして

娘は元々、好きだった発表に自信を取り戻し始めていて。

 

昨年の家庭訪問で担任の先生が

『おうちの人から話すのが苦手と聞いている』と娘に直接、言ってくださった時から、

娘と声の話題ができるようになって、

娘は中学校で中学生扱いをされることによって、様々なことに自信を持ち始め、変わり始めています。

 

『ソプラノでがんばる』と自信をもって答えた娘。今年は娘が自身の歌声が聞こえるくらいの声の大きさで歌えるのかなと想像しています。