うちの次女は外では声の音量がほぼ「0」です。
声を出す能力があるのに、特定の社会的条件・状況で声が出せないことが1ヶ月以上続くと
「場面緘黙」というそうです。(除外項目あり、診断は医師にしかできませんが。)
『思い込みのフィルターはかけないようにしています』
「場面緘黙のフィルターを外してほしいんです」
上記の会話を中学校の担任の先生と昨年の秋の保護者進路説明会の日にできました。
私はずっと中学校に娘を場面緘黙の子どもとして認識や配慮をして欲しくない、と思っていたようです。
声を出せないことで娘が注意を受けないようにと中学校入学前に相談しましたが、
娘の困りは「声が出せないことのみ」です。
コミュニケーションが取れないわけではない。
声を使っていないけれど、目の表情で喋るし、しぐさや小さなジェスチャーで伝えるし、
必要を感じれば筆談もする。
注目を集めている中で黒板に何かを書くことも可能です。(私は見たことありませんが)
秋の保護者進路説明会は、ほぼ中3の保護者しか出席していなかったです。娘は中1ですが出席しました。
説明会後の時間に担任の先生と職員室前にて話しました。
場面緘黙関連の書籍を読んで、場面緘黙の子どもはいつも緊張や不安を感じているというようなことが書いてあって、娘も緊張しているのか?と考えるようになりました。緊張が常にあるから緊張していることに気づいていないのか?とか。
担任の先生に聞いてみました。
1学期の期末懇談(3者面談)時に娘が非常に緊張しているのを見たけれど、いつも娘は中学校で緊張しているのかを。
(2学期にスクールカウンセラーのカウンセリングで担任の先生は、娘のことを実態通り見える先生と気づかされました。
だから、娘の様子を質問してみました。)
娘は『不安はない。緊張もあんま(り)ない』と合唱コンクールの行事前後に言っていたが、娘の認識と実際は一致しているのかを先生に聞いてみました。
先生も『〇〇さんがあんなに緊張している姿は(期末懇談で)初めて見ました』と。
私(母)は「外で〇〇が自分で答えないと、というのが初めてで…』(母親がいる場で、母の前で)
娘が緊張している度合いは『緊張もあんまない』という娘の「自覚」と一致していると先生から聞けて安堵しました。
娘が外で声が全く出せないが、コミュニケーションは好きで得意と思っているだろうことをA4の紙1~2枚にまとめて伝えてきました。話す練習につながるヒントを先生に拾い出して欲しくて。
「いつも情報多くて すみません」と母の私が言うと、
担任の先生は『いえいえ助かります。
でも、思い込みのフィルターはかけないようにしています』
「場面緘黙のフィルターを外して欲しいんです」と母の私が答えると、
先生は『ええ、もちろん もちろん』と言っていただけました。
入学初めての参観の授業で、娘のことをよく知らない時期、座席に配慮があり、1番仲の良い子と同じ班で、目立たない席に配置されていました。先生は偶然ですよ、と仰いましたが。
声のことについて中1の担任の先生には、たくさんのメモを渡してきました。
〇1学期の期末懇談の後日(夏休み直前) に
『時系列ごとに声のことの表』と『娘の性格メモ』
〇2学期に入った頃に(直接ではなく、学年の先生に預ける)
ある場面緘黙の書籍とその書籍の内容で『娘に関係がある部分をまとめたもの』と
『人・場所・活動の娘の緊張度の表』
〇秋に(中学校から体育大会の相談があったので、進路説明会時ように既にまとめていたので)
『イラストでわかる子どもの場面緘黙サポートガイド』合同出版 を参考に娘のことをまとめたものをA4サイズで2ページにまとめたもの。とこの書籍
〇秋の保護者進路説明会の日に
A4サイズ1枚にまとめたもの。娘の中学校での緊張の度合いの質問、他。
この担任の先生であれば、娘のことを伝えたら、中学校の普段の活動や授業方針で、話すことにつながることに取り組ませてくれるだろうと。
この渡してきたメモは学年主任の先生にも、1部分か全部か共有されて、学年団として対応してもらえるだろう、と。
場面緘黙の生徒というのではなく「〇〇さん」として生徒ひとりひとり個人個人を見てくれる、見える先生なので、
中学校の中のことはこの担任の先生に任せられる、と思いました。