Panic! at the Disco Announces Split: ‘It’s Been a Hell of a Journey’

 

Brendon Urie Panic at the Disco

 

…まあ、およそ10年前にライアンとジョンが脱退し、ここ最近は(フロントマンを除く最後のオリジナル・メンバーだった)スペンサー・スミスもバンドを離れ、さらにはダロンもサポートへ戻り…という中で、今まで逆によく頑張っていたというのが正直な感想です

 

ブレンドン、この20年の幸せな時間をありがとう。そして、お疲れさま。その音楽は人々の心に残り続ける、もしかしたら永遠よりも果てない時間を

 

 

もうだいぶ音楽性に対する興味は薄れていたのに、かねて愛した存在の残滓を求めながら一通り聴き続けては来たけれど、個人的にはやっぱりデビューアルバム収録曲であるこれを超える衝撃に出会えなかった。今思えば、翌アルバム以降のリリースがあるにしろなかったにしろ、彼らというバンドに対する期待値を変えられなかった私自身の問題でもある

 

その外貌を変えない人間なんていないし、無論のこと内面についても同様だ。どうしてバンドだけが例外だと言える?

 

残念ながら、私を含めて、いわゆる加齢による変化というのは避けようがないのだ。それが彼にとって悦ばしく心待ちにした事柄に拠るというのなら、誰もそれを祝わない理由はない。そして、すべてを忘れたらいいのだ。もし忘れた頃に戻ってきてくれたなら、ぞれで