『N田君の悲劇③』(再)
ナガータの悲劇③
②のつづき
カラオケ店に向かった
N田 LOVES YKZ
近くにタクシーを止め
YKZ『おい、あそこのカラオケ屋か?早く借りてこい』
ナガタ『・・・、でもやっぱ出来ないっす、仲間に迷惑はかけれません』
構成員『あ~?ここまで来て何言ってんだテメー!それで済むと思ってんのか?!』
ナ『じゃあどうすればいいんですか?!』
兄貴分『おめ~逆ギレか?借りれないならお前が払うしかね~じゃねえか!』
サブロー『慰謝料払えって言ってんだよ!いくら持ってんだよ?!』
ナガタ『今、手持ちはないって言ってるじゃないですか!!』
兄貴『じゃあ貯金はあんだな?いくら貯金してる?』
ナガタ'S思考回路
<やばい・・・金額を言えばお金を取られる・・・どうしよ、どうしよ・・・え~と貯金は確か・・・40万くらいだな・・・でもせっかく貯めた40万が・・・やばい・・・ヤバイ・・・半分の20万って、とりあえず言おうかな・・・ん~>
YKZ『いくらあんだよ?!?!』
ナガタ『に・・・20万です!』
N田は反射的に言ってしまった
テンパりモード中はジャンジャンバリバリである
そして次の日
ナガタの通帳から
大開放
ファン感謝デー
カラオケの仲間達が話を聞いたはすべてが終わったあとだった・・・
なぜ、カラオケ店の近くまで来たのに、店に助けを求めなかったのか?
なぜ貯金があると言ったのか?
なぜお前がタクシー代を払うんだ?
逃げるチャンスや警察に言うチャンスもあったはず
N田君はみんなに責められ更に落ち込んだ・・・
そこに登場したのが、同時カラオケの店長をやっていたイケイケのKさん・・・
YKZとの繋がりもある、いや本人がYKZみたいなもんだ。
Kさん『よし!ナガタ、俺にまかせろ!』
次回
『ナガタ君最後の悲劇』
お楽しみに(゚Д゚)