7月12日に古平に入った時に、すぐに父母の墓参りに行きました。
知り合いに熊が出るかもしれないと言われていたので、私は手をパチパチと叩いて、「熊さん、人間ここにいるよ」と知らせていました。
その翌日、案内してくれた中学の同級生と墓地を通り抜けて、福祉施設に行きました。
「熊が怖くないの?」
と聞くと、
「なんで、そんなにびくびくするの?」
と言われました。
そう言われると、「違う道を通ろうよ」とはいえません。
「九州は熊がいないから怖いんだよ」
そんな経験があって、熊に対する恐怖心が少なくなりました。
その後、7月20日に娘がやってきて、時間が余ったのでお墓参りに行こうということになりました。
孫をどうすると聞かれたので、私は躊躇なく「彼らはいらない。車の中に置いといて」と答えました。
娘一人なら、私が熊に食われれば、彼女を助けることができるだろうという、かなり気楽な確信がありました。
ふと気づくと、娘がパチパチと手を叩いています。
なにしているのだろうなと思ったら、そういえば1週間前に私自身がやったことです。
私は、かなり気楽に「何やってるんだろうな」と結構滑稽だなと思いました。
慣れというのは恐ろしい。