書籍:まんがでわかるサピエンス全史の読み方

 
最近読んでいた書籍の数名の著者がオススメする『サピエンス全史』。
書店で見たところ、実際の書籍は上下巻と結構なボリュームがあったことと、
自分の興味がそこまで高くなかったため、「まんがでわかる」でいいかと、横着して読んだ本になります。
 
いまの人類の系譜の説明、これまでどのような歴史を歩み、その時の環境などの影響を受けながら選択を続けて今に至る、
といった内容が書かれています。
 
その歴史を理解すると、いまの人類の価値観がどのように創られて馴染み、常識化されたのかを知ることができました。
 
現代における常識は、過去の歴史の中で必要に応じて作られたもの。
過去においては情報の伝達や共有の速度が現代程早くなかったため、変化にも十数年、百年近くを要するものもあったが、
現代においては情報の伝達や共有の速度が、それこそ『秒』で行われているので、数年もしないうちに常識が変わります。
 
自分がいま信じている常識も、所詮は作られたもの。
疑う力やゼロベース思考をしっかりと持って、いろいろな事実や情報に向き合っていきたいと、改めて感じさせてくれた1冊でした。
 
上下巻は結構読むのに時間がかかりそうなので、興味や関心が更に高まったときにでも読んでみようと思います。
 
 カズヤ