作家 吉井春樹 366の手紙。 -1499ページ目

[元気]ほんきのほんき。

本気の本気の、

ここぞな大一番で、

もし、失敗しちゃったとき。

クヨクヨメソメソも、

そりゃあるとは思います。

一晩くらい泣きじゃくっても、

逆にドンチャン騒いでもいいかも。

引きずるならトコトン引きずって、

その重さに慣れたくらいで、

ズドンと思いっきりやり返せばいい。

負けた後が大事なのはもちろん。

勝った後だって大事です必ず。

がんばったことは知っています。

足りなかったことも知っています。

だからこそ、次を、

楽しみながら眺めていたいな、って。

[写真]好褒。


作家 吉井春樹 366の手紙。-好褒。

[恋文]なんどでもつながれ。

なんだか知らないあいだに、

切れてる気がしていたり、

放れちゃった気がしちゃったり。

でも、それは、ほんとにそうかしら。

切れてないし、放れていない。

何度でも、この手は差し伸べられます。

何度でも、気持ちを繋ぐことはできます。

あなたが望んでいることは知ってる。

あなたの本当の想いに気づいている。

ほんの、一回の、一枚だけの、

殻を破ってしまえばいいと思うのです。

その殻は、僕が壊すものじゃない。

あなたの、その固い意志でこそ、

突き破ることができるのだと。

繋がりたいのなら、突き破らなきゃ。