まっしろ。 | 作家 吉井春樹 366の手紙。

まっしろ。



まっしろな服をきて、

まっかな光をあびて、

まっかな人になる。




まっしろな服をきて、

まっさおな光あびて、

まっさおな人になる。


まっしろな服をきて、

まっしろな光あびて

まっしろな人になる。


まっしろな服をきて、

それぞれの光あびて、

それぞれの光に染まる。


自分の色を出すぞ、

って思う自由の先に

何色にでも染まる自由が

やってきた。


まっしろ