雲優。

窓が曇ってみえたのは、
雨が降ったからでした。
雨が降ったのはきっと
何かを潤わせるためでした。
潤ったから窓の曇りに気づき、
窓の曇りに気づけるということは
窓の向こうが明るかったからです。
燦々と照りつけるとなると、
それは眩しくて目を背けてしまうから
光をやわらげるために曇らせたのです。
そうしていま、光に気づけて、
そして、光の照らされて曇りに気づき、
やがて、その曇りを洗い流して、
ありのままの光を浴びる時がくるまで。
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