つらいといえ。 | 作家 吉井春樹 366の手紙。

つらいといえ。




自分でがんばるって、

決めてがんばってきて、

それでもつらいことや

かなしいことは巻き起こって、

どうしようもなく

ふさぎこんでいるときに、

無理して顔をあげずとも、

無理して声をださずとも、

ただじんわり自分の中で

つらいなあって、味わって、

それをいつくしんであげたいもの。


すべてうまくいくかなんて、

いま考えてもわかりっこないけど、

うまくいってほしい何かが

自分の中にちゃんとあるのだから。


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トーク収録/編集/作詩・撮影/発行、ぜんぶ吉井春樹の。
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