[恋文]あなたにぼくを上書きする。 | 作家 吉井春樹 366の手紙。

[恋文]あなたにぼくを上書きする。

確かに、不利です。

あわや落とし穴に落ちるかも。

落ちたところで引っぱりだすけど。

でも何も気にせずに、邪魔されず、

笑って幸せになっていいハズです。

支えながら、支えられながら、

守りながら、守られながら、

疑いながら、疑われながら、

信じながら、信じられながら、

抱きながら、抱かれながら、

愛しながら、愛されながら、ね。

どんな困難な壁も山も、

どのくらい重い過去も現在も、

どれだけ怖くとも辛くとも、

味方なんて誰ひとりいなくとも、

誘惑とか同情とか罪悪感とかに苛まれても、

他の大切な何かをぜんぶ失っても、

たとえあきらかに無謀だとしても、

手の中、体の中、心の中に、

順番なんかどうでもいい、

何がなんでも、ぜんぶまるごと。

ずっとずっと求めつづけるのみです。

今日という日を誰よりも大切にして、

あなたという存在が生まれたことと、

あなたに出会えた強運に感謝しています。

そして、これからの一年、一日、一秒、

そのすべての時間を、僕の一部に。

上書き、しながら、更新、しながら、

いつまでも、どこまでも、なんどでも、

あなたに伝えるキモチやコトバは、

今日とかわらず、史上最強で最愛です。

いまいく待ってろ、

その先の僕らだけの未来。