[恋文]ちいさな約束。 | 作家 吉井春樹 366の手紙。

[恋文]ちいさな約束。

あなたに、伝えてます。

なんてことない、

小さな小さな約束かもしれない。

自分だけが覚えてるんじゃないだろうか。

もしかして、冗談だったんじゃないか。

今さら、忘れ去られてるに違いない。

状況が変わったんだから、

環境が変わったんだから。

そういう風に考えて考えてませんか。

そんなことはないのです。

しっかり、覚えてます。

しっかり、守ります。

あなたとの約束は、

あなたが忘れていたとしても、

たとえ何年経っても、

ずっとずっと、忘れません。離れません。

今ここで、もう一度、誓ってみせましょう。