∮ヒトリゴト∮ -152ページ目

「帰らないで」


   






ずいぶん回り道をして

君に辿り着いた気がした。


2人が出逢ってから

何度桜は咲いたかな‥

雪は何度舞ったかな‥


やっと巡り合わせられた。



もう離さないよ‥。


もう離れないよ‥。


君は僕の

たった1つのタカラモノ。



僕も君の

たった1つのタカラモノ?




コレカラ先も

僕の伸ばした手が届く距離で


キラキラの笑顔を見せててね。





大好きナンテ

云わないでね。


抑えられなくなるから‥
 
 

‥正気?狂気?

壊したい。


壊されてしまうモノなら


アタシが


この手で


壊したい。






アタシがアタシで居れるうちに‥。







どうせ


粉々になる想いなら



壊してやる。




今この手で‥─────

「どうして」

 
 
 
どうして?

逢いたかったよ。


なのに

どうして?




家まで迎えに来ての返事に

明日早いならムリしなくて良いよ。

ナンテ言葉が出るの?



どうして‥?



少ししか逢えないかも?の言葉に

アタシはヨイコだから我慢するよ。

ナンテ言葉が出るの?



どうして?





次なんて
何1つ期待できないのに。


あんなに逢いたかったのに。



一瞬で良かったのに。



1度抱きしめて貰えれば
それだけで良かったのに。







‥逢いたかった。






どうして?

どうして?

どうして逢いたい想いに貪欲になれないの?




どうして‥?







‥逢いたかった。





‥逢いたい。