…震災ではありません。
医師の単純な誤診で亡くなった父の命日です。

父の実家は、大阪と兵庫の境あたりにあるお寺なので、震災は、かなり揺れたらしいですが、皆無事でした。

親戚がお寺というのは、便利というか、心強いです。ご供養は親不孝な私がなにもしなくても、叔父や従兄弟たちにまかせていれば安心。
毎年、呑んべぇだった父のために、夫と2人で、日本酒を選んで、お寺に送っています。そこで、父の兄弟が集まって、そのお酒を飲みながら、父や祖父の話をするそうですから、さみしがり屋の父も喜んでいると思います。


私は結婚が早かったことと、私が10代の時に、開業医だった祖父が亡くなったために孤独になった母方の祖母の家(宝塚…私の家は九州です)で暮らしていた時期もあったので、父と一緒に家族4人が揃って暮らした短い日々を思い出すと、本当に楽しいことばかり。

…自分の親不孝は、その時には気付かずに、年をとって、じわぁ~っと年々深く感じるものなんですね…。

私は三児の親ですが…


私の次女は私に似たタイプ。情熱的で奔放な彼女の気持ちはよくわかるから、好きなようにやらせています。私より根性があるのは救いです。
辛くても自分の夢を追い求める次女には、頑張ってほしいなと思います。

次女と正反対な性格の長女。生真面目過ぎて弱い面もあります。
長女は、大学卒業の時に、育ててくれた感謝をこめてと言って、私に豪華な温泉旅行をプレゼントしてくれたのですが…私は学生の時に親にそんなことをしたことがなくて…感動しました。


亡くなった父にも報告しています。親不孝な私の娘たちは、こんなふうに育ってるよ!ってね。


毎年、震災のニュースを見る度に、家族の絆について、しみじみと考える私です。


明日、その、感動の温泉に、長女と2人で遊びに行きます。今回は、ちゃんと、旅費は割り勘です!