(poem)琥珀空虚なあなたの言葉と燃える私の愛を飴色の小宇宙に閉じ込めたのは…私です。 出来たばかりの 琥珀玉を 掌の上で 転がしながら 微笑むように 眠るあなた。 あなたの掌の上で 柔らかな温もりを 感じながら 永遠の時に まどろむ私。これは逃れられない愛の呪縛「時」の中に封印された呪文を使ってしまったのは…あなたです。 あなたと 私を 飴色の 小さな石に 変えてしまったのは… 私と あなた。