(poem)舟歌 浜辺で あなたが 気まぐれに 拾った巻貝 …虚貝(うつせがい) そっと耳元 触れさせて。 あなたの頬に 触れさせて。 聴こえるメロディ 波の音 私の歌だと 気付いて欲しい 遠い昔の舟歌に あなたを想う 恋心 浜辺の巻貝 …虚貝 聞こえるメロディ 波の音 夏の終わりの 恋の歌 ※虚貝…うつせがい…この言葉は、中身のぬけ落ちた空っぽの貝殻の古語です。