突然なんですけど。
小雪が、「出産後、最初はもう体が辛くて、赤ちゃんかわいいなんて思う余裕なかった。今はやっと慣れて来て、かわいいなあと思います」というようなコメント出しましたよね。
これって、すごいいいことだと思います
ちょっと前だったら「自分の子供のくせに何言ってんの」とか「母性が足りないんじゃない」「やっぱり芸能人だから」とかって叩かれたと思うんですよ。
でも今は、その正直なコメントに、皆「ああやっぱり育児って誰でも大変なんだな」「小雪でもそうなんだ。みんな頑張ってるんだな」とか。そういう感想だったんじゃないかと思う。
今まで、なんというか、小雪ってつかみどころがなくて生活感ない感じだよなあと思ってたけど、見直しちゃった
まるで少女のようなタレントが、出産後とは思えないバサバサ付け睫毛とオカメインコのようなほっぺたしたやたら血色いいフルメイクと盛りヘアーで、
「かわいいベビちゃん。私もベビちゃんもチョ~元気だヨ」なんてコメント出してるようじゃ、世の中ダメなんですよね。
そして「このひとたち芸能人だから、このテのタレントはイメージも仕事のうちだから」っていうのを、若いコには叩き込まなきゃいけない。
それこそ、母性の塊みたいなイメージで、社会的にもシッカリした印象のある女優さんとかが、「もうだめええええ。アタシ5日寝てない・・・ご飯もいつ食べたっけ。新生児も4時間泣きっぱなし・・・。ミルクあげてもオムツかえても、抱っこしても、温度も湿度も管理して、思いつく限り全部やっても、全然泣きやまない。こっちが泣くほど心配して病院連れていってもどこも悪くないっていうし・・・。なんでぇぇ」とかそういうコメント出さないと、
みんな信じてくんないのよね。
世の中のマスコミ、出産育児に対する無責任なプラス思考がなんと多いことか。
その風潮を政治も止めないしね、少子化だから。国がもう、育児とか子供の社会での位置づけとか、虐待とかなんて二の次にして、なんとか出生率の数字だけ上げたいってカンジしますもの。
ちょっと本屋行っても、そんな見出しの雑誌にあふれてます。
「子育てってこーんなに楽しいンだゾ」「ママになる」「母親になる」「妊活」それぞれ対象年代が違いますが、だいたいこんなとこです。
あとは「天使ちゃん・赤ちゃんとの生活に必要なもの。お店紹介&全部付録のカタログで買え」みたいな。ずいぶんアコギじゃねえか
私もこれに危機感というか、違和感を感じたのは、ほんとに去年とか。
それまでは私自身もアカンボというものとほぼ接触したことが無かったので、雑誌とかそういうものでしか情報を得たことなかったから、なんとなく「よくわかんないけど、タイヘンみたいだけどいーことばかり」なんだと思ってました。
チビが1歳になったあたりで、「もしやあれは、かなりフィクションだったのでは」とやっと疑い出した、というのは以前後報告いたしましたが、今でも、育児書めくってはジタバタしてますが。
ほんで「赤ちゃん生まれたらこれ。赤ちゃん食いつく、赤ちゃんまっしぐら、し○じろうでお勉強~。この時期この教材使うのが今後の一生にかかわる」みたいなアオリ文句の教材、念のためとってます(笑)
・・・・・食いつかねえし。。。
そのうち興味持つだろうと思って2年近く。
今度は英語のし○じろうも毎月とれって案内がきた。
いやほんと、すばらしい教材なんだと思うんですよ。でも、肝心の本人が一瞥もくれないのよ。アタシがいくら「し○じろうだよー。くるまとら○ろうじゃないよー。さくらーー。・・・さー、バスはどれー」なんてぬいぐるみ操作してもさ。。。。笑っちゃうくらいシカト。
「スルーかよっ」て子供相手にツッコミいれてます。
ベ◎ッセさん、こういう子、絶対、今後の開発のサンプルにうってつけですよ。
「当社教材、興味を示さない子3%の部類に入るチビタロウ君が興味を示す教材作りを目指して」どうですか、この議題。もうこれさえクリアすれば、し○じろう全世界征服ですよ、きっと。ディ○ニーなんて目じゃないっすよ。
というわけで、ほぼ諦めて、あられ食べながら母子二人で鬼平犯科帳の再放送見てる始末です。
「やっぱ15年くらい前の再放送だから、若いなー・・・梶芽子。ね、チビタロウ」なんて言いながら。
今日もなんとかやっとります