久々。友人、機関車モアイ号の話。
今日は彼女の誕生日なので。
口を開かなければ、服を脱がなければパンツがボロであちこち穴が開いている事もバレない、まさにクール・ビューティー・モアイ
徹夜で、好きな年下男が好きだと言う、そんなもん一般人が作らなくてもいい、自分だってそんなに好んで食ったことないだろー的な凝ったパンを焼いて持参する熱心な通い妻なのに、そんな素振を塵ほども見せず、「あ、そうそう、コレ、たまたま焼いたんだけど。お腹減ったら、ま、食べてよ。別にいいんだけどサ、フン」とか言っちゃうツンデレ。
そして、相手もトーゼン、あ、たまたま作ってくれたの持ってきてくれたんだなー、とフツーに思うもんだから、「わかりました。じゃ、あとで、お腹すいた時にでも食べてみます」と言われ、「・・・あっそ。じゃあ、よろしく」なんて言うくせに、「ひ、ひどいぃぃぃぃっっっ。わたし、わたし、寝ないで粉だらけになって作ったのにぃぃぃぃ、どーしてすぐ食べてくれないのぉぉぉぉぉ・・・。あぁ、わたし・・・こんなになってなんて・・・わたし、アイツにゾッコンなんだわぁぁぁぁ~好き好き大好きぃぃぃぃ~」と家でおんおん泣く。
頼む、頼むから、もう少し、根性を直せ
まあ結局、その年下のコとは別れたんだけど。今日こそプロポーズかしら・・・なんて思ったら「モアイさんっっ。わかったんですっ、ボク、前の彼女が大好きだってコトがっっっ」って言われたんだって・・・)
シングル・ライフを満喫している彼女。最近お互い忙しくて会えないけど、元気だろうか。また下痢になってないだろうか。(精神的下痢症)
「ゲリ。私、考えてみると、ずっとゲリ。つらいわよーーーーーー接客業でゲリは・・・・」そう言って梅酒のお湯割り飲む姿、忘れられません。
彼女、数年前に、友達と2人で、世界放浪の旅(3ヶ月)をやったんですね。
ヨーロッパとか、エジプトとか。
でもそれにはお金がかかる。
ということで、いろんなバイトしてたんですが。
その中で「化粧品のサクラ」というバイトがあったそうで。
は、なんのこっちゃ。と思ったら。
よく、大手のスーパーとかで、タイムセールとかありますよね。
メーカーが委託してるそうなんですが。
その時に、「これからタイムセールでーーす。○○○の化粧水と美容液が今なら5%オフでーす」って放送が入ったら、わーーーーって行くバイト。
ほんで、先輩役のバイトと2人、寸劇を演じるらしい。
「わー、ちょっとモアイちゃん、見て見て~、やっすーい。これいつもは高いのにー」
「ほんとだー。これってー、売り切れ多いんですよねー。きゃーーセンパイ、この化粧水、ツルツルになるぅー」
・・・・・とか。そういう猿芝居・・・・。
それを見た一般客が、「アラじゃあアタシもおヒトツ買っちゃおうかしら」っていう気になって購買意欲がわく、と。
世の中、そのモノの品質だけでなく、こういう四方八方の営業努力によってモノって売れて行くんですねえ・・・。
ほんで、そんなバイト、ほんとーにするひと・・・いるんですねえ・・・
なんだかわけがわからなくなりましたが。
ステキな誕生日をお迎えくだされ。モアイ姫