もう少しで”帰宅困難者”? | 知は力!痴は活力?

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 こんばんは、今朝は京都市内も、結構揺れましたね。

 たまたま、普段より30分近く早く出勤していたため、電車を下りて京都駅から職場に向かって歩いている途中で、揺れに遭いました。すぐ目の前のビルの窓ガラスが、見たこともないぐらい、ぐにゃぐにゃとたわんでいるのを目にして、こいつは結構な揺れだと感じました。
 
 あとから思い返せば、ほんの数秒間ほどの出来事でしたが、その時の感覚では、30秒近く揺れが続いていたような感覚でしたね。
 職場のすぐ近くまで来ていたので、同僚の人達と、今さっきエライ揺れたなぁ~ とか話し合っていると、速報でこの付近が、震度5弱?と聞いてさらに驚きました。
 それからしばらくして始業時間になりましたが、電車がことごとく止まってしまっている為、出勤してきた職員はいつもの1/3ほどでしょうか。
 ようやくお昼前ぐらいになって、京都駅の2~3駅手前で止まった電車を下りて、5km~10kmを歩いたり、運よく路線バスに乗れた同僚の人も出勤してきました。

 お昼休みに職場近くの、『堀川通塩小路』交差点の歩道橋から撮った風景です。


 堀川通り(国道1号)の南向きは、渋滞気味ですね。向かって奥左側の木立になった辺りは、西本願寺さんと興正寺さんの並びになります。
 少し北に上がって、堀川七条交差点から北側方向です。



 左手に興正寺さんの伽藍が一部見えていて、堀川通りをはさんで右側に亀屋陸奥(”松風”で有名)のお店先も、見えています。

 このように、京都市内中心部は、普段と変わりなかったわけです。
 揺れた直後に、滋賀県の自宅にも連絡(メール)を入れて、安否確認しました。
 職場の災害対応体制も、幸いに管内では被害らしい被害も特に無く、夕方近くには体制解除になりました。

 ところが、困った事に。
 地震発生後からJRが止まったまま、動いていませんでした。
 午後になって、近鉄京都線や京阪電車が続々と再開していく中、JRだけ、ほとんど近畿全域で止まったまんまでした。

 まさか帰宅困難者?と焦りましたが、幸い地下鉄と京阪京津線は動いていたので、遠回りで超満員の電車に揺られながら、なんとか帰ることができました。

 しかしまだ余震も時々来るようです。気を緩めることなく備えていく必要がありますね。