さて、先日 YAMAHA C-4 のランプをLEDに換装しておりました( YAMAHA C-4 を引っ張り出してみた その4(最後です) )が、今回はペアになるメイン・アンプ B-4 の球切れを修理することにしました。

 

 

 

 こいつです。

 

 

 

(画像は借り物です)

 

 

 

 

 B-4 は 21kg もあるので、おいらの力では持ち上げるのもちと辛くなってきました。

 

 

 

 なにしろ鉄の塊のようなやつです。うっかり気を抜くと足の甲に落としておいらの足をつぶしかねません。ラックから引き出して、作業机替わりの台の上に載せるだけでもヒイヒイ、ハアハア、ゼイゼイなのでございます。

 

 

 

 

 B-4 のサービスマニュアルが見当たらないので、海外型番の M-4 辺りを見てみましたが、ランプ回路は残念ながら B-4 とは違っているようです。

 

 

 

 B-4 は、パワー・スイッチの他にスピーカー・スイッチとA級/B級切り替えスイッチがついていますが、M-4 はパワー・スイッチの他に、スピーカーAとスピーカーBの入り切りスイッチがついていました。

 

 

 

 M-4 のランプ回路です。

 

 

(画像は借り物です)

 

 

 

 

(画像は借り物です)

 

 

 

 

 

 M-4 の回路図などだけで勝手な判断をすると、足元をすくわれそうなのが良く判りました。

 

 

 

 一つ一つのランプに印加されている電圧から見ていかなくてはなりません。

 

 

 

 各ランプは赤線と白線の2本が配線されていますが、電圧測定するといずれも 12V だったのは良いのですが、赤線がマイナスになっているのが2本、プラスになっているのが1本となんともちぐはぐなのであります(オイオイ、とっても危ないじゃありませんか)。

 

 

 

 

 今回の LED は、C-2 で使用したものとは別のものにしてみました。先日 Amazon で購入した100個入り700円(送料込み)ちゅうお安い奴です。

 

 

 

 その昔、超高輝度型赤色LED 1000mcd なんちゅうのが秋葉原に出回った時、試しに買った記憶がありますが、確か1本800円だったと思います。明るさ18倍で価格は10分の1以下が当たり前ちゅうのがとっても嬉しいのと、ちょっぴり寂しいのとが入り混じっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 手持ちのテスターで Vf を見てみると 2.76V となっていました。まぁ、こんなものでしょう。

 

 

 

 

 

 

 If は メーカーによると20mA だそうです。電源電圧は 12V でしたので、限流抵抗Rの値は次のように計算できます。

 

 

 

 R = (12 - 3 )/0.02

     = 450  (Ω)

 

 

 

 電流値を半分にして輝度を下げるとすると、R は900Ωちゅうかそんな半端な抵抗を見繕うよりも。エイヤッと R = 1kΩ にしちゃいます。この辺りの計算はええ加減で良いんです。LEDを光らせるだけなんですから...。

 

 

 

 

 で、サクッとLEDに換装しちゃいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 拡大してみるとこんな感じで...拡散型のような光の広がりは得られませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  でもとりあえず光ったので良しとしましょう♪

 

 

 

 そのうち気が向いたら拡散型に交換するか、LEDの表面を紙やすりでゴシゴシするかしてみましょう...。