んじゃあ、Windows Vista 向けの対策みたいなのをやってみましょう。
先ほどの記事で紹介したリンク先では以下のようにありました。
「Windows Vista
既にサポートは終了しており、セキュリティパッチが提供されない状況です。アップグレードすることを推奨します。
既定ではインストールされていません。
Windows Server 2008 SP2向けに更新プログラムが用意されており、Microsoft Updateカタログから更新プログラムKB4019276でダウンロードできます。なお、この更新プログラムは2018年5月現在、セキュリティ更新プログラムKB4056564で置き換えられています。Windows Server 2008 SP2向けとされていますがWindows Vistaにもそのまま適用できます。
更新プログラム適用し、管理者用コマンドプロンプトで次のコマンドを実行することで有効化できます。
REG ADD "HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\SecurityProviders\SCHANNEL\Protocols\TLS 1.2\Client" /v DisabledByDefault /t REG_DWORD /d 0
REG ADD "HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\SecurityProviders\SCHANNEL\Protocols\SSL 2.0\Client" /v Enabled /t REG_DWORD /d 0
」
今度のはレジストリに項目を追加するようなコマンドですね。
それでは、別PCでダウンロードした更新プログラムKB4019276を実行してみましょう。
しかーし、実行直後はなんか動いてるっぽいのですが、ちょっとするとディスクへの読み書きも行われなくなり、ネットワークへのアクセスも見受けられません。これってスタンド・アローン・インストーラちゅう割にはインターネットでMicrosoftのサイトにアクセスしてるんじゃないのでしょうか? で、アクセスできなくて撃沈とか...。
気を取り直して別PCでダウンロードしたセキュリティ更新プログラムKB4056564を実行してみましょう。
ありゃりゃ、こっちもやっぱりインストールされそうな気配はさっぱりありませなんだ。
と言うわけで、先の情報でWindows Vista のI.E.7でTLS1.2を使えるようにするちゅうたくらみは、木っ端みじんに打ち砕かれてしまいましたとさ...アハハ。こんなものだよ人生なんてさ。
追伸
画面が思ったような表示になっておらず、とても読みにくくご迷惑をおかけしてしまいましたので修正しなおしました。