着物大好きおまつです。またまた空いてしまった…
もう、思いついた時に思いつきを綴ればいいかと
思うことにしました。
さて、先日着付けを学んでいる協会の、
認定式に行って来ました。
私は2月に進級試験をクリアして、
上級認定講師に無事進級しました。
(中級講座終わってないのに上級講座が始まったw)
式典なので、気合いれておめかししなければなりません。
総勢60人超えの女性たちが全員、
着物の中でも一張羅をまとうので、
それはそれは華やかな場です。
私は3回目の参加なので、何を着ようか…
初級認定のときは自分の振袖を(前々回のブログの写真)、
中級認定のときは母のお下がりの付け下げを
(友達の結婚式に5~6回は着用しているスタメンの1枚)、
記念写真も撮るし被らない方がいいよな~
と思った時に思い出したのが、
振袖を着せる練習のために母の桐箪笥を漁って引っ張り出してきた、この訪問着
もともと母の成人祝いに祖母が仕立てた振袖
(40年ほど前のもの!)で、
袖を短く直したものです。
ごめん、着るより先に練習用に使ってしまったよ。
母はこの振袖に良い思い出が無いようで。
と言うのも、自身の成人式写真が
とんでもなくブサイクな仕上がりだったらしく(爆)、
わたしにも見せてくれたことがありません。笑
確かに、一緒に見つけ出した振袖用の帯は金ピカりんこのオレンジ系で、
なぜそれをあわせた⁉︎という感じ。
コーデ含めきっと気に入ってなかったのでしょう。
同じく一緒に見つけ出した絞りの帯揚げや丸ぐけの帯締めも、
さすがにアラサーが身につけるには子供っぽくなりすぎてしまうので、
わたしは手持ちの品良さげな小物であわせてみました。
そしたら母…
『こんなに綺麗な着物だったの⁉️⁉️』と、
すっごい嬉しそうに、感心してくれたんです!
お婆ちゃんにも見せてあげよう🎶と
父と妹に私の写真を撮らせまくってました。笑
(母は片田舎の末っ子一人娘で、祖母は自身も好きだった着物を母へたくさん買い与えていました。)
結婚式に着物で参列すると特に親御様に喜ばれたりしますが、
正直、母があんなに感激するとは思っていなかったので(たぶん婆ちゃんはもっと喜ぶでしょう)
私もとっても嬉しくなってしまいました。
着るだけで喜んでもらえるなら、
もっと母の箪笥に眠ってるお着物たちをたくさん着てあげよう、と思いました。
呉服屋さんがよくセールストークでいう『着物が喜ぶ』みたいだけど。笑
手入れや準備が面倒だったりするけど、
着物は長持ちする分、持ち主の思い出が詰まってたりして、
思い出して湧いてくる感情とか、新しい発見があったりするのは、
着物ならではかもなぁと感じます。
特別な場面にはぜひ、お下がりのお着物、
着てみてほしいな。
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!