先日いつもお世話になっている、友達のおばあちゃんが亡くなりました。
大正生まれの92歳でした。
あの関東大震災も経験したというからすごい!
家族の方の話しだと「私はもうすぐお迎えが来る。おじいちゃんの所へ行く」と三十年前位から言い続け、元気に生きていたそうです(笑)
遊びに行くとおばあちゃんが開口一番「あんた彼女は出来たのかい?」と俺に聞きます
「いないよ~」
「しょうがないね~。今度こそ連れて来ると思って、期待して待ってたのに~」
しばらしくして…
「あんた細君(妻)はいるのかい?」
「細君って、彼女もいないのに、細君がいるわけないだろう」
「こんなに器量があるのに、いないのは不思議だよ」
しばらくして…
「あんた彼女は出来たのかい?」
でもまたはじめて聞いたように「いないよ~」と答えるようにしていました。
実はこのおばあちゃん、忘れてしまうのか同じ事を何回も言うんだよね
「ようこさん飯はまだかい?」の志村けんのコントの世界なんだよね(笑)
あと
「昔は料亭をやっていて、何人も女中を使っていた」
「中曽根(元総理)さんが来た事もあった。あの人は立派な人だ」
この話しはもう何十回も聞いたので、覚えてしまったほどだ。
たぶんこの頃がおばあちゃんにとって、一番楽しかったのかな
他にも
「背広は英国製にしろ。生地が良いから」
「三越は少し高いけど、品物は良い。三越で買い物をしろ」などいろいろアドバイスしてくれました(笑)
そしてある日、おばあちゃんは体調を崩し、入院し意識不明になりました
続く
