「かずママさんの旦那さんは、
脳腫瘍の手術について、
医師に、
どのくらいの時間がかかると言われ、
実際、
どのくらいの時間がかかりましたか
また…、
お子さんと、
どのように過ごして待たれましたか
涙、出ませんでしたか」
というご質問をいただきましたので…、
お答えします
私の旦那の場合(約10年前)、
脳腫瘍は前頭葉にありました。
同じ脳腫瘍でも、
脳の、
どの部分にできるかによって、
手術の時間が異なりますし、
場所によっては、
手術が出来ない場合もあります。
なので…、
うちの旦那の場合は…ということで、
ご参考までに…、聞いていてください
旦那は、
手術の30分前くらいかな?
腫瘍部分が、
蛍光色に染まるような薬液を
口から飲んで、
手術中に、
その色の変化を見ながら、
腫瘍を摘出するような
手術のやり方でした。
(そういう説明を医師から受けました)
事前の説明では…、
主治医
「6時間から8時間くらいで終わります」
という説明を受けていましたので…、
そのつもりで待っていました
朝の9時から始まったから…
夕方には…終わるかなぁ〜
と、思っていましたが…
あたりが暗くなってきてからも…
一向に連絡がない
何か問題でもあったのかなぁ
と、不安になるぐらい…、
長く感じたし、
実際に、時間がかかりました。
娘2人は2歳と5歳。
病院の待ち合い室で、
数時間、
じっと待っていられないので…、
大都会、
都心にある大病院の周りを、
探索して…、
公園を見つけては…遊び…、
飽きたらまた歩いて…、
公園で遊び…、
を、繰り返していました
(終わったら、スマホに電話してもらうように
していました)
そして…
「ちゅかれた〜」
となったら…、
コンビニでお菓子やアイスを買って…、
病院の外のベンチで食べて…
終わりが見えない不安な時間を、
子ども達と共に、
過ごしていました
夜になり…、
最悪なことも、
頭によぎったりして…、
不安で不安で…、
怖くて仕方がなかったのですが…、
私が、
「怖いよ…」
と言って、
しがみつける人は誰もおらず…
「怖い…」
なんて、
言っていられない状況
命に関わるかもしれない
大手術をしている夫の妻…、
ではなく、
一緒に子どもを育てるはずだった夫が、
もしかしたら居なくなってしまうかもしれない状況なのだから、
しっかりしないといけない母…、
として…
その恐怖の数時間を、
待たないといけない状況だったのです
(そんなこと、なかったのかもしれません。
子どもと一緒に、
震えながら泣いて待っていても、
良かったのかもしれません。
でも…私には…、
それは出来なかったのです
母として…、
子ども達の笑顔を、守りたかったから…)
そんな恐怖の時間は…、
結局11時間で、
終わりました
11時間も続きました
それでも…、
無事に手術が終わったこと。
そして何よりも…、
旦那が生きて戻って来てくれたとで…、
なんてことない時間に
なりました
良かったぁ
旦那が…
助かった〜
そう、安心したのですが…
自己紹介<ご案内>
私のブログは、
15年前に兄を自死で亡くしたこと…
そして…、
約10年前に旦那が
悪性脳腫瘍グレード4、神経膠芽腫を発症した時からを振り返りながら、その時の状況と自分の気持ちと向き合いながら書き綴っているブログです。
初めからお読みくださる方はコチラ大切な人を失ったあなたへ
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◆ 2021.10.23 プレジデントOnlineに掲載されました
「住宅ローンが0円になるね」脳腫瘍で余命14カ月の32歳夫が開頭手術前に見せた最後の笑顔
「頭蓋骨が外れたままの夫」献身介護の30代妻を尻目に「前の彼女だったら…」と責め続ける義母の冷酷
著書
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やさしい旦那が33歳で余命宣告されました~人格を変えた悪性脳腫瘍との闘い
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