今日(6月9日) 12時公演は
『ベルサイユのばら 50』
の東京千穐楽、そして生配信がありました。
私はちょうど梅芸の配信の回は劇場にいたので見ていません。
brilliaには行かなかったし、この後のラストの公演地の御園座にも行かないので、今日の東京公演楽の配信はぜひ見ようと思っていました。
今日のキャスト
梅芸で見た時は昭和の初演の頃のレジェンド様たちは出演されていなかったので、今日はその方々の歌が聴けて感動でした。
特に初風諄さんは脚がお悪いので登場は板付き、そしてレジェンド様たちのトークは初風さんに配慮されたのか皆さん座られていましたが、そのような状態でも素晴らしい歌声を聴かせていただき感動しました。
今日は植田紳爾先生も登場されたからなのか、いつもよりレジェンド様たちのトークが大人しかったように感じましたが、全員で「愛あればこそ」を歌う時に、榛名由梨さんから植田先生もぜひ!というコメントに皆さん盛り上がって植田先生が歌われたのは驚きでした。
こんな事ができたのも、植田先生と一緒に一から『ベルばら』を創り上げてきたレジェンド様たちだからこそでしょうね。
そのレジェンドの方々の『ベルばら』を見て宝塚に入った第二世代、平成最初の『ベルばら』の皆さんは歌はもちろんスタイルも当時のままで凄いなと感心しました。
そんな中、かなめさん(涼風真世さん)は梅芸と同じようにオスカルを思わせるカツラと真っ白な衣装で登場。
かなめさんオスカルの為に作られた『我が名はオスカル』はさすがの歌唱で梅芸で観劇した時よりも良かったです。
そして第二世代の方々のトークはわちゃわちゃしていました。
かなめさんファンとして面白かったのは、ヤンさん(安寿ミラさん)が10日ぶりくらいにフィナーレで「小雨降る径」をやるので、大丈夫かなと不安に思っていたら、楽屋でかなめさんといちろさん(一路真輝さん)が代わりに踊りましょうか?と披露した踊りがとっても…で元気づけられたという話でした。
かなめさんと一路さんと言えば、"歌>ダンス"の方々ですからね。
どんなダンスだったんだろう。
どなたかがもう一押ししてくれたら、今日もテンションが高かったかなめさんならいちろさんと披露してくれたんじゃないかなとちょっと残念でした。
きっと楽しい楽屋だったのでしょうね。
若手OGさん達はほとんどがどなたなのか分からなかったのですが、ダイジェストだけれど『ベルばら』を知っていたら分かりやすい構成です。
前回見た時のオスカルは龍真咲さんでしたが、今日は凰稀かなめさんと現役の凪七瑠海さんでした。
私は龍さんと凰稀さんどちらのオスカルも大劇場で見ていたので、卒業されてもまた見る機会があったのはこんなイベントがあるからこそだと思いました。
フィナーレのヤンさんの「小雨降る径」の時には、ヤンさんの両サイドでかなめさんといちろさんが一緒に踊る姿を思い浮かべながら見ていました。
そしてオマージュの場面では、『ベルばら』に関わりがあったお亡くなりになられた方々への想いが溢れたのか、声を詰まらせながら話していたかなめさんでしたが、オマージュの歌「宝塚、我が心の故郷」は素晴らしくて感動しました。
フィナーレのラストにレジェンド様から現役の方々ま全員登場されたのを見て、初演から50年という『ベルばら』の歴史を感じました。
そして再度のカーテンコールの本当のラストで、初風諄さんが「マリー・アントワネットはフランスの女王なのですから」と決めゼリフをおっしゃったのには50年の重みを感じてウルッときました。
出演してくださってありがとうございました。
そして今年は雪組が『ベルばら』を上演するし、今後の『ベルばら 60』…と続くのでしょうか?
そしてカテコの時に榛名さんから『ベルばら 50』のBlu-ray発売のお知らせがありました。
11月8日発売予定
商品価格 14,300円(税込)
6月中に申し込むと先行予約特典としてオリジナル一筆箋が付くそうです。
本当のところダイジェストシーンが長いけれどほとんどの出演者の方々に馴染みがないので円盤化されても買うのをやめようかなと思っていました。
でも配信の2回以外に3公演のトーク&ソングが収録されて、その3回のうち2回はかなめさんが出演しているとなると気になるからやっぱり買おうかなと迷います。
とりあえずしばらく考えることにします。