朝ドラ『ブギウギ』でスズ子が在団していた梅丸少女歌劇団(USK)のモデルとして知名度が上がったOSK日本歌劇団。
そのOSKのトップスターの楊琳(やんりん)さんと娘役トップスターの舞美りらさんが今年8月に退団すると発表されました。



【オリコンニュース】


【ライブドアニュース】


【スポーツ報知】


私は涼乃あゆちゃんがOSKに入団してからOSKを見始めました。

その時のトップスターは高世麻央さんでした。

その後に桐生麻耶(きりゅうあさや)さん、そして2021年に楊さんがトップになられました。

今年の4月から4年目に入るから充実して来る時期なので退団はまだ先と思っていたのでびっくりしました。


OSKは宝塚と違ってダンスなどで必ずトップ同士が組むと決まっていませんが、楊さんと舞美さんは相性が良いと思っていたし、OSKの娘役さんは宝塚よりも男役に頼らず存在が自立しているので、まさかいわゆる添い遂げ退団になるとは思ってもみませんでした。

実際OSKはトップスターと娘役トップスターが同時に退団するのあまりない事らしいです。


今までOSKの存在を全く知らなかった方々が、朝ドラを見て興味を持って劇場に足を運んでくれるようになってこれからという時なのにお2人が退団されるのは本当に残念です。

4月の松竹座『春のおどり』はチケットを取っていますが、7月の京都南座『レビュー in 京都』もぜひチケットを取らなくては。

最後が新橋演舞場『夏のおどり』ということで、OSKの本拠地の大阪ではないですが、大阪よりも楊さんの出身地横浜に近いので、お知り合いの方々にも観劇してもらいやすいのは良いことですね。


そしてライブドアニュースの中にもありましたが、時期トップスターは未定とのこと。

現在、楊さんに次ぐポジションは2009年入団の華月奏(はなづきそう)さんと2013年入団の翼和希さんです。

今のところはっきりどちらが2番手と決まっていないように思います。

翼さんは橘センパイ役で知名度も人気も爆上がりでお芝居も評価されました。

そしてダンスも歌も上手い。

ただし今すぐトップになるのはまだ若いような気がします。


高世さんから桐生さんにバトンタッチする時は、桐生さんの在籍年数がそれなりに経っていたし、トップが桐生さんの時には楊さんの2番手ポジションは確定していたし、楊さんがトップスターになられると桐生さんは退団せずに特別専科に移られたので安心感がありました。

楊さんは後2年はトップスターとして活躍されて退団される頃には、翼さんも更に安定感が増して素晴らしいトップスターになれるだろうし、実力がある華月さんは宝塚で言うところの別格スターさんになられるのではないかと予想していました。

でもこんなに早く楊さんが退団されるとは思ってもみなかったので、もしかしたら時期トップスターは華月さんという事がありえるのか…


でもとにかく次期トップスターさんが誰になっても『ブギウギ』は3月で終わった後も今の勢いが長く続くことを願っています。