OSK日本歌劇団の涼乃あゆちゃんを応援していましたが、残念ながら昨年の夏に退団されました。
OSKは名前だけは知っていたけれど、涼乃ちゃんのおかげで観劇するようになって、女性だけの世界とはいえ宝塚とは違った舞台と巡り会えました。
ただ涼乃ちゃんの退団で少し縁遠くなるかなと思っていました。
でも今年も松竹座で
『レビュー 春のおどり』
大阪・松竹座 2月4日〜12日
東京・新橋演舞場 2月24日〜26日
が上演されていて2月5日(日)15時公演がイープラスの貸切で、チケットがあると知って急遽観劇してきました。
涼乃ちゃんが入団して初めて舞台を見たのであまり詳しくないのですが、毎年恒例の『レビュー 春のおどり』は、普通は1部が和物レビュー、2部が洋物レビューという構成だと思います。
でも今回は1部はストーリーがある洋物ショーで2部が洋物レビューでした。
レポがいくつかアップされていて写真入りなので分かりやすいです。
【メディア・スパイス】
【サンスポ】
【ステージ・ナタリー】
https://natalie.mu/stage/news/511774
1部も2部も楽しかったけれどどちらかというと2部がより楽しめました。
タンゴ、スパニッシュ、ワルツそしてOSKでは初めて見るヒップホップのダンスとバラエティに富んでいて、今年が松竹座の開場100周年のお祝いをするに相応しい素敵なレビューでした。
楊琳(やんりん)さんは出てくるだけで舞台が華やかになってさすがトップスターさんだと思いました。
昨年7月に京都・南座でOSKを見た後に楊さんの後に続いていた方々が何人か退団されて、さらに今回は3月で卒業の研修生の方々がラインダンスに加わったりしてメンバーが若返った感じがしました。
そしてこの回はイープラスの貸切ということで、公演後にトークショーがありました。
楊さんの他にトップ娘役の舞美りら(まいみりら)さん、千咲えみ(ちさきえみ)さん、前トップで今は特別専科の桐生麻耶(きりゅうあさや)さんなど12人と司会の椿りょうさんの13人が参加でした。
1人ずつ名前と出身地を自己紹介されましたが、トップの楊さんは横浜市、舞美さんは京都市、千咲さんは東京都調布市というように関西、首都圏、宮城、新潟、山口などなど全国各地の地名が上がりました。
でも一番客席がどよめいたのは天輝レオ(あまきれお)さんが北海道苫小牧市と言った時です。
そして被っていたのは地元大阪府の2人だけで関西出身者は4分の1ほどで思ったいたより少なくて意外でした。
宝塚ほど知名度が無いけれど、劇団員の方々は全国各地から来ていらっしゃるようです。
そもそもOSK日本歌劇団の前身は東京にあった松竹歌劇団(SKD)の姉妹劇団大阪松竹歌劇団(OSK)で、昨年創立100周年を迎えたという歴史ある歌劇団なので全国から入団されても不思議ではないのでしょう。
そして2023年後期の朝ドラ
『ブギウギ』
はOSK出身の笠置シヅ子さんがモデルなので、きっとOSKのどなたかが出演されるはずと思っていたら、2日に翼和希(つばさかずき)さんが出演すると発表されました。
ヒロインが所属する第1期 梅丸少女歌劇団(USK)の男役トップスターだそうです。
USKの公演シーンがあれば、他の劇団員の方々も出演したりしないかなと期待しています。
そしてこの朝ドラを機会にOSKの知名度がもっとアップしますように。
今回の公演を見ると、翼さんは4年先輩の華月奏(はなづきそう)さんと2人でトップの楊さんに次ぐ2番手のポジションになっているようですが、まだ楊さんがトップになられる前で翼さんも出演されれていた2018年の舞台の映像を見つけたので貼っておきます。
もし今年10月からの朝ドラを見られるのなら参考にしてください。
いずれも最初に歌っているのが翼さんで後に歌っているのが楊さんです。
(3) 「OSK日本歌劇団」円卓の騎士 | 2018 | 楊琳/翼和希 - YouTube
(3) 「OSK日本歌劇団」円卓の騎士 | 2018-19 || AfterShow - YouTube
まさ昨年11月に道頓堀でのイベントでトップ娘役の千咲さんと翼さん(このお2人は同期です)が「東京ブギウギ」を歌っている映像もあります。
(3) 東京ブギウギ OSK 千咲えみ&翼和希 - YouTube
トークショーの後で撮影タイムがありました。
OSKは心斎橋にあるブルックリンパーラーなど小さい舞台での少人数の公演では撮影タイムがありますが、松竹座では滅多にないことです。
今回はトークショーもあったしお得感満載で楽しかったです。
皆さんイープラスポーズです。