去年まで道頓堀にあった角座がなくなって、今年1月2日に心斎橋に移転してオープンしました。

そして1月12日からOSK日本歌劇団の
ショートミュージカル「獅子の星」
「REVUE JAPAN」
が上演されています。
 
以前かなめさん(涼風真世さん)のファン友さんだった涼乃あゆちゃんが出演しているという事で行ってきました。
 
 
2つの作品は別々の公演ですが、出演者は被っていて「獅子の星」は5人、「レビュージャパン」は7人。
涼乃ちゃんはどちらも出演しているので、「獅子の星」の夕方の回を見て、「レビュージャパン」までの間の1時間半の間に食事をしました。
 
「獅子の星」は以前、レビューカフェで見ました。
角座は客席数120という小さな劇場ですが、そこはやはりカフェとは違ってちゃんと舞台があってスクリーンなどの設備もあって見やすいし、作品自体が劇場版としてブラッシュアップされていました。
私はOSK内の序列をよく知らないのですが、主演の天輝レオさんは若手の有望株さんですよね。
その天輝さんが主演なので「獅子の星」はフレッシュさを感じられる作品でした。
そしてお目当ての涼乃ちゃんは前回見た時より更に歌が上手くなっていましたパチパチ
 
「レビュージャパン」は訪日客が多い心斎橋という場所柄からなのかインバウンドを意識した作りでしたが、予想したより日本人客の方が多かったようです。
でも途中で“さくら さくら音符”に合わせて、入場する時に前もって渡されていた扇子を使っての踊り指導は訪日客でなくても楽しめました。
扇子はお持ち帰りでした。
 
舞台は楽しめたのですが、今回感じた事があります。
OSKは同じように男役と娘役があって全国的な知名度が高い宝塚と比べて規模が小さくて、5組ある宝塚の1組よりも団員さんが少ないです。
一度は解散したくらいなので内情は大変だと思いますが、それにしても角座のHPを見ても「獅子の星」の公演の事は全く載っていないし、「レビュージャパン」は英語の案内しかアップされていない…
今回は17時と19時半の公演をみたのですが客入りが良くありませんでした。
特に17時開演の「獅子の星」のお客さんが少なかったです。
まあ昼間出かけられる人は14時半の公演を見るだろうし、仕事帰りに寄ろうかと思う人は19時半なら行けるけど17時は中途半端という条件の悪さもあるだろうとは思います。
でも角座で何かやっているのなら見てみようかとHPをのぞいても、OSKの公演が紹介されていなかったら獲得できるお客さんも逃してしまう。
それに角座は心斎橋筋商店街からちょっとだけ引っ込んでいるし地下の劇場なので入り口が地味でうっかりすると見過ごしてしまいます。
OSKの公演もこの看板があるだけ矢印
宣伝にはお金がかかるとは思うけど、出演者の方々は頑張っているのだから、さすがにもう少し何とかならないのかなということを一番感じた観劇でした。
でも微力ながら涼乃ちゃんは応援していきたいです!