先日、六本木ヒルズの森タワー49階にて、研修を受けてきた。

『エグゼクティブコーチが語るリーダーシップ』
http://www.academyhills.com/school/detail/tqe2it00000bptck.html

この講演の概略は上記URLに譲るとして、印象に残った話が1点。

例えば、ヒラ取と呼ばれる事業本部長レベルの役員において「他のエグゼクティブに影響できない人」というのが多いらしい。簡単に言えば、あるひとつの事業部を束ねている本部長が、他の事業本部長に何もモノを言うことができないということ。

なぜそうなるのか。

それは、「指示系統」、つまり「ライン」と呼ばれるものがないからである。これを私は、「指揮系統至上主義」者と名付けた。確かに、そのような人は、周りにたくさんいるように感じる。命令権を行使できない人間に対しては、何も言うことができない人。そういった人は、やがて派閥を組み、絶対数で力を誇示するようになる。そして、組織は混沌とした状態になっていく。

まるで、今の日本の政治のようではないか。

実はこれ、組織の上層部に経つ人間の持つ大きな「問題点」のひとつ。そして、問題点というからには、解決方法がある。それは、物凄く簡単に言えば、リーダーの心得をきちんと修得し、リーダーシップを発揮することに尽きる。それにはどうすれば良いか。

数ある対応策の中から、いくつか独断でフィルタリングしてみる。


人から何かモノを言われたとき、どういった反応を採るか?
⇒過剰反応
⇒無反応
⇒活用できる

メンバーをどのようにみているか?
⇒1フォロアー
⇒1リーダー

メンバーと意見の食い違ったとき、リーダーとしてどの選択肢を採るか?
⇒相手を説き伏せる
⇒妥協する
⇒相手の可能性を開こうと注力する


ここの解答選択肢において、一番下の答えを、無理なく選べる状態に自分を導くこと。それが大事。これを実現すると、独りよがりのリーダーにはならず、メンバーからの支持が厚くなり、リーダーのリーダーたる自覚がでてきやすい。そして、敢えて陳腐な言葉で言えば、「自信」もでてくるかもしれない。そうなったとき、果たして最初の問題点が発生するだろうか。個人的な考えではあるが、私は、その恐れは極端に減るのではないかと思う。


最後に、講師の話に戻す。

リーダーに求められること。それは、下記に集約される。

⇒内部基準でビジョンを打ち立てることができる
周りがどうしたいか、ではなく、自分はどうしたいのか。

⇒壊すことができる
重圧感を与えないように、何かを捨てる。捨てさせる。

⇒実現したいことに周りを「喜んで」参画させることができる
Myストーリーを、いかにしてOurストーリーにするか。

そして最たるは、
⇒後継者の育成ができること


非常に実の詰まった、有意義な講習だった。

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