車椅子の闘将、フランク・ウィリアムズが
11月26日79歳で亡くなりました。

生粋のレース屋で
自らの名を冠したF1チームを
名門に育て上げ数々の記録を
打ち立ててきました。

今のF1で創始者の名前を冠したチームは
フェラーリ、マクラーレン、ウィリアムズ、
ハースの4チームですが、
フェラーリ、マクラーレン、ウィリアムズは
別格。F1には欠かせないピースです。


今日はフランク・ウィリアムズの
追悼を兼ねて
ウィリアムズの
タイトル獲得マシンを
ミニカーでご紹介したいと思います。


FW07 1980年

ウィリアムズがドライバーズ、
コンストラクターズの
両タイトルを初めて獲得したマシン。

ロータスが世に送り出した
ウィングカーのコンセプトを
見事に自車に落とし込んだマシン 


モデル1/43なのにカウルが外せます。
コスワースエンジンがリアルに
再現されています。
FW07は1981年にも
コンストラクターズタイトルを
獲得しています。


FW08 1982年
ケケ・ロズベルグが
シーズン1勝でドライバーズタイトルを
獲得したマシン。

この当時のメインスポンサーは
サウジアラビア航空。
期せずして今週末のグランプリは
サウジアラビアグランプリ。
ウィリアムズ、このカラーリングで
出走して欲しい。


FW 11B 1987年
ピケ、マンセルがチームメート同士で
激しいタイトル争いを繰り広げたマシン。
Wタイトルはもちろん
ホンダエンジンが初めてタイトルを獲得した
マシンでもあります。

今回コレクションを確認したところ
ドライバーズチャンピオンの
ピケのマシンが無かった…


FW 14B 1992年
アクティブサスペンション、
セミオーマを搭載
エイドリアン・ニューエイが
デザインしたマシン。
マンセルのドライビングで
シーズンを圧倒、
Wタイトルを獲得したマシン。

FW15C 1993年

1年休養していたプロストと
ルーキー、ヒルのコンビで
Wタイトルを獲得したマシン。

あまりにスムーズに走るので
ラジコンカーのようだと
言われたとか言われてないとか


FW16B 1994年

アイルトン・セナが事故死したことで
あまりにも有名なFW16ですが
タイトルを獲得したマシンの紹介と
いうことで写真は後半戦仕様のFW16B

最終戦でシューマッハの特攻をくらい
ドライバーズタイトルは逃すものの
3年連続のコンストラクターズタイトルを獲得

デカール貼らないと…


FW18 1996年

苦労人デイモン・ヒルが
ドライバーズタイトルを獲得したマシン。
ルーキー、ジャック・ビルヌーブとのコンビで
コンストラクターズタイトルも獲得。

シーズン中によく年のヒルの解雇を
決めたことから
今もF1のトップデザイナー、ニューエイが
激怒。チームを離脱。
思えばこれがウィリアムズ転落の
始まりだった気がします。


FW19 1997年
ウィリアムズ最後のタイトル獲得マシン。
ヒルは、シューマッハの特攻に敗れましたが
ビルヌーブはシューマッハの特攻を耐え
見事にチャンピオンを獲得。
頭以外が一番輝いたシーズンでした。



コンストラクターズタイトル9回
ドライバーズタイトル7回

ちなみに…


FW34 2012年

ウィリアムズ最後の
グランプリ優勝マシン。

今シーズンは久々にマクラーレンが
優勝しました。
ウィリアムズのドライバーが
再びポディウムの真ん中に立つ日は
来るのでしょうか?

フランク・ウィリアムズの
ご冥福をお祈りします。


今日はきなこさんお休みです。