「鬼の涙」という絵本を読みました。(平田勉 作/ 源内満弓 絵)
帯にはこう書かれています。
「鬼は文明の暴走をくい止めるために大切な存在であったと考えています。その鬼を恐れなくなって、人間たちは間違った方向へ進んでしまったように思います。」
僕の家の近くにある日吉神社の境内には、お札のお焚き上げ用に小さな穴が掘ってあります。宮司さんの話によると、深夜、その穴に粗大ゴミを捨てに来る不届き者がいるそうです。信じられない話ですが、鬼どころか神をも恐れぬ人もいるのです。
「鬼の涙」の帯には、またこうも書いてありました。
鬼はなぜ泣くの?そのわけを知ったとき、何かに気付くはず・・・。
鬼の涙/吉備人出版
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