トラのパンツ | 熊本阿蘇~火の国探訪記

熊本阿蘇~火の国探訪記

「熊本」は、火の国でもあり、また霊(ひ)の国とも言われています。

熊本や阿蘇の歴史や伝承をひもときつつ、この土地の持つ魅力に迫っていきたいと思います。

「雷を意味する申という字が、「神」を表していた」ということで、
雷様に思いを馳せています。

ところで、雷様は、
なぜアニマルプリント(虎柄)のパンツを着用しているのか?

雷様は、鬼の様態です。鬼は、なぜあのようなファッションなのか?というと、
鬼門から来る連想のようです。

鬼門は東北=艮=丑寅→牛と虎・・・ということで、

頭には牛の角、そしてパンツは虎の毛皮、といういでたちになったようです。

・・・なんか・・・そのまんま、というか、安直・・・というか・・・。


伝統風水師 秀山さんのブログによると、「鬼門・裏鬼門」などの考え方は家相から来ているもので、本来の風水ではあまり考慮されないそうです。

中国の風水では「鬼門」を畏れていないのに、なぜ日本人は、東北の方角を「鬼門」として恐れたのでしょうか?

そして一体誰が、頭には牛の角、そしてパンツは虎の毛皮という「鬼」のキャラ設定を行ったのでしょうか?

「鬼(おに)」とは「隠(おん)」をイメージ化したものなのでしょうか?

謎は深まるばかりです。