妙見菩薩は、北極星・北斗七星の化身であり、妙見信仰=「星」信仰であると言えます。
北極星は、真北にあり天の中心に位置し不動のものであるため、古代中国では北極星を「天帝」と呼びました。このように妙見菩薩は中国を起源としています。日本における妙見信仰は、空海によって理論的に説かれました。
しかし、実はそれ以前から、日本には北極星・北斗七星信仰はありました。奈良県明日香村のキトラ古墳には、北極星の位置を教える北斗七星が天井に描かれており、もともと土台として日本には、「星」信仰があったため、中国から渡ってきた妙見信仰も、親しみを持って受け入れられたのでしょう。
日本における妙見信仰は神道・道教・密教、陰陽道などと混ざり合います。宗教というより、「世界観」と言った方が近いのかもしれません。
妙見の呼称 神道家:天御中主尊(アメノミナカヌシノオオカミ)
陰陽家:北辰星
日蓮宗徒:妙見菩薩
写真は、瀬田妙見神社の狛犬さんです。
