最近は仕事でのパフォーマンスを上げるには、睡眠時間の確保が重要だ、という話をよく見かける。
十分な時間を取っていないと、思考力、判断力が鈍ってしまうからだ。
確かに実感として、睡眠が短いと頭はボーッとしがちだ。
ただ、睡眠時間を確保するというプレッシャーが過度にあるのも考えものだ。
何故なら、早く寝よう、たくさん寝ようと考えると逆に寝付きづらくなるからだ。
スキルを身につけないと仕事の成果が上がらなくなるという危機意識から、自己啓発本を読み漁るという行動に走るのと構図は似ている。
そうやって煽られて実践するパターンって、自分の記憶ではよかった試しがない。
睡眠も、特に意識しないけど程々に取れているというのが最良なのであって、何時に寝るから逆算して何時にお風呂、とか考え出すと、考えるだけでくたびれてしまうし、実現できないと焦りを生んでしまう。
仕事とは関係ないものだと思って接したい、と思うのである。