排気ブレーキ
排気ブレーキとは、アクセルペダルを離したときに
働くエンジンブレーキの減速エネルギを強化する役割を担っています。
排気ブレーキは、走行中に足がアクセルから離れて
エンジンブレーキが効くときに作動します。
その時、フラップやバタフライと呼ばれるバルブを閉じることで、
エンジンから排気を出しにくくして作動させているのです。
強制的に負圧をかけると
ロッドが引き上げられ
マフラーのシャッターが閉じ
排気ブレーキが作動します
トラックやバスは乗用車と違い、
エンジンの大きさに対して
車両重量の割合が大きい
エンジンブレーキだけでは減速力が足りないため、
フットブレーキへの負担は大きくかかります。
特に、荷物を積んだトラックは空荷の
倍近くの重量になるので
そのフットブレーキ負担軽減の為に
排気ブレーキは活躍しています