12月4日(日)にアウトドアで社会見学「トヨタ産業技術記念館」に出かけました。当日は、それほど寒くなく社会見学日和でした。

 参加者は29名(男性18名 女性11名)でした。今回は女性の参加者が少なかった。

 当日は10時に名鉄栄生駅に集合して、歩いて10分ほどでトヨタ産業技術記念館に到着しました。

 到着後、環状織機のあるエントランスホールで記念写真を撮りました。その後森代表からあいさつがあり、岩橋副代表から今日のスケジュールの説明がありました。

 トヨタ産業技術記念館は、かつての豊田紡織株式会社本社工場の発祥の地に設立されました。建築史的にも貴重な赤レンガの建物を産業遺産として保存活用しています。その建物の中に近代日本の発展を支えた基幹産業のひとつの繊維機械、現在も進化する自動車生産技術の変遷が紹介されています。どれも実物が展示され圧巻です。

 10時30分に入場、まずは繊維館があり、床にはラインと矢印があり、それに沿って見学すると一通り見学できます。各所に実演説明の人がいて解りやすく説明して頂きました。

 糸紡ぎ、ガラ紡機から豊田式木製人力織機に始まり、最後は現在のウォータージェット式の織機、エアージェット式の織機になっています。目にもとまらぬシャットルの動きには感動すら覚えました。繊維館で1時間ほどかかりました。

 次に自動車館です。入口で鍛造と鋳造の実演をしていました。自動車のエンジン部品の縮小したもので、わかりやすく説明をして頂きました。その後、自動車の初期の時代の板金作業の様子なども展示、実物の大型プレス、自動溶接、自動組立、自動塗装など現在の製造工場が再現されていました。また古い自動車から現在の自動車も展示され懐かしく思われた方もいたと思います。自動車館でも1時間でした。

 12時30分にエントランスホールに再集合し、12時45分から13時15分までホールBで名古屋名物弁当を戴きました。

 昼食後 バンド、アンケートを回収し、中締め、解散しました。それぞれ特別展見学やレストランで喫茶、まだ見逃した展示を見に行くなどされておられました。

観覧後のアンケートでは、

・貴重な文化財の数々に感銘受けました。

・さすが世界のトヨタですね。感心致しました。

・トヨタの産業の発展がよくわかり、勉強になりました。車もたくさんあって楽しかったです。

・糸を作って布を織るのは大変な作業だと言うことがよくわかった。

・トヨタの産業技術の発展した流れなど、色々わかりやすく説明していただいて、とてもよかったです。

・色々参考になりました。機会があれば、再度来たいと思います。

・日本のトヨタ社の成り立ちがわかる立派な博物館と思いました。当会のアウトドア行事としても大変良かったですね!

・まず、近くで見学できましたことにお礼申し上げます。館内の説明も実演して案内されましたからよく理解できました。豊田佐吉さんの苦労は大変だったと思います。

・3度目だったが、今回皆さんとゆっくり解説を聞き、佐助・佐吉・喜一郎氏の素晴らしさを改めて知りました。薩摩藩主、島津斉彬の先見性も知りました。  

等々でした。