「風に吹かれて」
8月5日(金)
古稀になって、いずれ寿命の終いを迎えるでしようが、近頃、気持ちの持ち方にやや変化が出て来た様です。自分の思いや欲求などは少し引いて考える様になった気がします。だからと言って、ことさら他へ話すことでは無く、自分の中で静かに消化をしています。出来れば、周りに知り合いが居なくなる前に終焉が訪れば、それはそれで良いのかも知れないと思っているこの頃です。
「小林一茶、全句集より」
・めでたさも
中位なりおらが春
「注釈」
めでたい新年を迎えた。自分にとっては上々吉のめでたさとはいえないが、まずまず中くらいと言ったところだろう。
なからい悠
「今日の俳句」
・目覚めては
夢をなぞるや夏の夜半
早く寝たので真夜中に目覚めてしまい、見ていた夢をあれやこれやと懐かしく思い返して居ました。
・キャンデーの
売り声あれは、いつの夏
何の脈絡も無いのですが、ふと!子供の頃を思い出すことがあります。夏休みに海から帰ると、自転車でアイスキャンデー売りが来ていたことを・・あれから、もう!60年が過ぎました。
・そわそわと
まだ八月ぞハゼ公ぼう
近所にハゼ釣りが好きな人が居ます。この時期になるとソワソワとして落ち着かない様です。楽しみがあって良いですね。
では、穏やかにお過ごしください。