「風に吹かれて」
8月4日(木)
ニュースで見ていると、あちこちでゲリラ豪雨になって大変な様ですね。たぶん、温暖化のせいかも知れません。さて、夢と云うのは不思議なものですね、普段は全く忘れてしまって居た30年以上も昔のことが、克明に現れるものです。目覚めてから、あれやこれやと懐かしく思い出して居ました。
「小林一茶、全句集より」
・浅間根の
けぶるそばまで畑かな
「注釈」
浅間山では、煙の出るすぐそばまで見渡すかぎり耕されて畑になっている。昔から噴火の繰り返されて山ですが親しみがあるのでしよう。
なからい悠
「今日の俳句」
・行水も
今はシャワーの習ひなり
今の時代はタライ行水が死語になってしまった様です。シャワーで汗を流すのが手っ取り早いですからね。
・微睡みて
風鈴の音 消えにけり
窓に吊ってある風鈴が心地よくゆれて居ましたが、此方もその内に寝てしまつた様です。
・八月の
夜音に虫の声も無く
今年は八月になっても早鳴きの虫が鳴きませんね、一番に鳴くのは外来種のキリギリスに似た青い虫、その次はコオロギなのでしようが・・
では、穏やかにお過ごしください。