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「風に吹かれて」
   7月22日(金)



7月30日(土)は土用丑ですが、お店で見ていると鰻の値段は高いですね。さて、鰻の蒲焼きを考案したとも言われている平賀源内ですが、四国の小藩を脱藩して、江戸の長屋で浪人暮しをして居た事は知られています。脱藩する前は植物の分類をする役職に就いて居た様ですが、江戸に出てからは浄瑠璃を書いたり、様々な発明をしたり、宣伝が上手く商いにも成功して居た様です。




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「良寛全句集より」


・落ちつけば
ここも廬山の時雨かな



「注釈」
廬山(ろざん)は中国南部にある名山であり、峰峰がつくる風景の雄大さ、奇絶さなどで古来より有名な山ですが、良寛さんにとっては、時雨の降り続く住み慣れた国上山もその山のように見える、ということなのでしよう。




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なからい悠
「今日の俳句」


・生きらえて
      夏の歩みや古稀の朝



古稀と言えば、数えで70歳を指しますが、よくもまあ!この歳まで健康に生きて来れたと自分の事ながら感心して居ます。



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・床飾り
     狐一匹  夏の部屋



季節料理を出す、山間の旅館で見た狐の彫り物でしたが、昔の事なのにハッキリと思い出します。夏の時期は天然鮎の塩焼きが絶品でしたね。




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・夏の月
     満ちて眠りに落ちるかな


満月を見るのに雲を気にして待っていましたが、いつの間にか眠りに落ちてしまった様です。


では、穏やかにお過ごしください。