「風に吹かれて」
7月15日(金)
人間の持つエネルギーは、個人によっても差があるのでしよう。そして、若い頃と今を比べると大きく隔たりを感じます。その力は何かを作る思いであったり、好奇心を持つ気持ちだったりが考えられますが、体力や視力の衰えで行動範囲が狭くなり、好きな読書をするエネルギーさえも弱くなったのを感じるこの頃です。
「良寛全句集より」
・老翁が身は
寒に埋れる雪の竹
「注釈」
老爺になると冬の寒さは身にしみる。まるで雪に埋もれた竹の様だと言うことでしようか。
なからい悠
「今日の俳句」
・雲間より
青空のぞく梅雨最中
不安定な天気の梅雨ですが、時折り盛夏の様な日もあります。今年はどんな夏になるのでしようね。
・雷鳴れば
へそを押さえて昼寝かな
雷の音が響き、すごい雨でした。昼寝の最中でしたが、連れ合いは良く寝ていられるわね!と感心していました。
・雲の峰
崩れてザザと走り雨
朝にはまだ天気が良かったのですが、3時頃から2時間ほどザーザー降りの雨で大変でした。
では、穏やかにお過ごしください。