「風に吹かれて」
6月22日(水)
変な天気でしたね、午前中は雨が降っていましたが、午後から梅雨が明けた様な感じでした。吹く風は心地よく、裏の雑木林からはウグイスが鳴き出して、何とも言え無い穏やかな時間が流れて居ました。九州では大雨による災禍で大勢の方々が避難をされて居るとか、心からお見舞いを申し上げます。
「良寛全句集より」
・いくつれか
鷺の飛びゆく秋の暮
「注釈」
白鷺なのでしようか、夕暮れに連れになって、寝ぐらに帰って行くのでしよう。
なからい悠
「今日の俳句」
・水無月の
日暮れや早し黒き雲
黒い雲が垂れ込める日でしたが、この季節には珍しく日暮れが早い感じでした。
・めまといの
吸わぬようにと息を止め
蒸していると、蚊柱ならぬブト柱で、子供では無いですが、息を止めて足早に通り過ぎました。
・その昔
朴葉に乗せて味噌を焼く
深緑の季節、朴葉が空を覆うように広がって居た景色を思い出しています。その昔、囲炉裏で父親が朴葉に味噌をのせて焼いて居たのを思い浮かべています。
では、穏やかにお過ごしください。