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「風に吹かれて」
   6月13日(月)


夜半過ぎから本降りの雨になっています。バタバタと庭に置いてあるBOXの上に音を立てて居る朝です。
風もある様で、竹が大きく左右に揺れ、雲を見る限りでは梅雨の、ただ中の感じです。




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「良寛全句集より」


・手を振つて
泳いでゆくや鰯売り



「注釈」
「泳ぐ」の意味が不明でしたが、これは比喩なのでしようか。浜辺で多くの鰯売りが手を振って泳ぐように駆けて行くと言う描写なのでしよう。比喩でないとするなら、川を渡りながら、良寛さんに手を振って去って行くと言う事なのかも知れませんね。



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なからい悠
「今日の俳句」


・夏釜の
    黒大島の涼しけり



暑い日でしたが、お茶の席にでも出かけるのか、近所の女性が黒絣の和服姿でした。何か一服の涼感がありましたね。




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・かぼちゃ花
      蜂のお尻も呑み込んで



向かいの畑には、カボチャが黄色い花をつけています。天気が良いと蜂たちがやって来て、顔をつけ蜜を持って帰る様です。



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・風よりも
      なお涼しけり木下闇



梅雨の晴れ間でしたが、気温はグングン上がり、各地で30度を超える日でした。風も無いので、涼しげなのは木下闇ばかりでした。


では、穏やかにお過ごしください。